国方学(くにかたまなぶ)「青い鳥は生きている」

305 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2010/03/10(水) 22:56:33 ID:3TLdV8Zb
お願いします。

【いつ読んだ】 9~10年前
【物語の舞台となってる国・時代】 現代の日本

【あらすじ】
主人公の少年(12歳位、父親が50代で母親が40代後半)はある日髪の長い綺麗な少女と出会い、以降何度か少女の家を訪ねる。
少年は、いつも部屋の中から外を眺めていた少女を、ある時近くの公園まで連れ出して遊ぶ。
しかしその直後に少女が入院してしまい、少年は少女が白血病であることを知らされる。

ネタバレ注意

骨髄バンクの存在を知った少年は、周囲の人に登録を働きかけるが、自分を含めた殆どの人が年齢制限で登録できなかった。
唯一登録できる年齢の母親が登録を決心し、それを伝える為家族で少女を見舞いに行くが、少女は直前に亡くなっていた。


【覚えているエピソード】
ターザンロープか何かで少女が遊んでいる時に、髪の毛が風を受けて
不自然に盛り上がる描写がされていて、後にそれが鬘だった事が分かる。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー。表紙は少年と少女、鳩のような鳥が沢山描かれていて、全体的に青っぽい感じ。

【その他覚えている何でも】
白血病や骨髄バンクについて扱った話です。これだけ内容を覚えているのに、肝心のタイトルが思い出せません。
作者は男性で、元々は医療関係の方だったと思います。
ご存知の方がいたらよろしくお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 12冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1255185157/305


当記事のコメント欄で未開様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


青い鳥は生きている (ジュニア文学館) 単行本 – 1997/1/1
国方 学 (著), ふりや かよこ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4591052389
表紙画像有り

国方学 作ほか. 青い鳥は生きている, ポプラ社, 1996.12, (ジュニア文学館 ; 23). 4-591-05238-9.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002548858

記事更新日:2024年1月20日
記事公開日:2016年10月19日

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2024年1月20日 7:33 PM

こんにちは。こちらも http://anohon.starfree.jp/?p=4361 と同じ、『青い鳥は生きている』ではないかと思います。図書館で確認して参りました。
少女の長い髪がかつらであること、主人公の少年の父が50代・母が40代(年齢制限により母しかドナーの資格がない)、最後に母がドナーになることを決意する、というのは同じです。
ラストは少し違っていて、ドナーになることを決意したばかりの母の胸からバラの花が落下し、少女がもう助からないことを示唆して物語は終わります。
後書きによると、「新聞連載版の『みかん』はハッピーエンドだったが作品のモデルになった少女が亡くなったことを知り、ラストを書き換えた」と書いてありましたのでそういうことだと思います。