アン・メリック『だれかがドアをノックする』

729 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2009/08/23(日) 17:32:05 ID:h2T3Fih/
【いつ読んだ】10年前くらい?
【物語の舞台となってる国・時代】
外国の話
【あらすじ】
不幸な男の子が、しゃべる人形といっしょに旅をする
人形は少年がぼろ布で作ったもの

ネタバレ注意

ラストは少年の本当の親と思われる人の家に辿り着いたところで終わる

【覚えているエピソード】
会話の中に児童書っぽくない下ネタ(セックス?)のジョークが出てきて、子供心にちょっと嫌だった覚えが
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
ハードカバー
【その他覚えている何でも】
よろしくお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板11冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1233574387/729


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


だれかがドアをノックする 単行本 – 1998/2/1アン メリック (著), Anne Merrick (原名), 斎藤 倫子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4198608083
表紙画像有り

アン・メリック 作ほか. だれかがドアをノックする, 徳間書店, 1998.2. 4-19-860808-3.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002646246

記事更新日:2024年1月7日
記事公開日:2016年9月15日

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通りすがり
通りすがり
2024年1月7日 10:33 AM

アン・メリック/作;斎藤倫子/訳『だれかがドアをノックする』徳間書店 1998年刊

11歳のトッドは父親のモートと二人暮らし。食事も服も与えられず、
排泄はバケツ、入浴はたまに水をぶっかけられるだけ、しかも生活のために
盗みを強要されている。こんな生活でない時期もあったはずですが
一日一日を生きるのに精いっぱいで、過去のことは思い出せません。

ガイ・フォークス祭(※)の時期に、トッドはボロ布で人形を作って
見知らぬ大人たちに小銭をもらい、家から逃げ出します。
祭が終わって不要になった人形を捨てていこうとすると、
人形が喋り出し、「丘を越えて」「緑のドアへ」トッドを導いて…。

たどり着くのは祖母(亡くなった母の母)の家で、モートが本当の父親で
ないことを知らされます(「ラストは~」はネタバレ注意にされるのがいいかと)。
トッドが飢えや恐怖に苦しむ描写が多く、読むのが辛い作品でした(´;ω;`)

※イギリスで17世紀の反逆事件が失敗したのを記念する祭。
子ども達は犯人の1人であるガイ・フォークスの人形を持って
街を歩き大人に金銭をねだる…らしいです (@_@)