和木浩子(わぎひろこ)『アルジェンタ年代記外伝』

541 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2008/10/09(木) 04:11:33 ID:1pnU4XE8
携帯から失礼します。
10年くらい題名をわすれたままで気になったままの本があり、お聞きしたくて書きます。長くなって申し訳ありません。

【いつ読んだ】
1993、4年ごろ、小学校図書館で
【あらすじ】
暴虐な王の治世下にある小国の青年たちが、かつてクーデターで殺された善い国王の息子と共に王を倒す話

【舞台】
西洋風、魔法は無し

【装丁】
ハードカバーサイズで薄め、上下巻。多分上巻が緑、下巻がオレンジ色、だいたい同じ模様。
【その他エピソード】
国の城下町の青年たちは最初家柄違いにこだわって結束せず内輪で決闘などして争っている。そこに強い無愛想な剣士の青年が来て、町の青年たちを団結させる。
剣士の青年はかつて父と母を殺した現王への復讐のため帰ってきた。背中に昔逃げたときの火傷の跡がある。彼は最後、自分が争いの種になるのを恐れて国から出ていく。
ヒロインが多分マルガリータという名前。

作者は多分日本人でした。

覚えている方がいたら、宜しくお願いします…。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 10冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1212936623/541


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


Yahoo!オークション – 和木浩子著/こぐれけんじろう絵 アルジェンタ年…
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g1091949920
表紙画像有り

アルジェンタ年代記外伝 上(銀色の仲間たち)(リブリオ出版): 1991|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002178336-00

アルジェンタ年代記外伝下(永遠の剣) (リブリオ出版): 1991|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002178337-00

記事更新日:2023年12月9日
記事公開日:2016年7月9日

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通りすがり
通りすがり
2023年12月9日 10:40 AM

『アルジェンタ年代記外伝 上 銀色の仲間たち』
『アルジェンタ年代記外伝 下 永遠の剣』
和木浩子/著;こぐれけんじろう/絵 リブリオ出版 1991年

『外伝』という書名ですが、正編が別にあるわけではなく独立した作品です。
(『アルジェンタ年代記』は作中に出てくる架空の歴史書)

表紙の色やヒロインの名(マルゲリータ)、主人公がかつての領主の
息子である点などからしてこの作品に間違いないのですが…
善良な前領主の子が悪い現領主に復讐するような単純な話ではなかったです。

現領主だけでなく前領主(主人公の父)も大して人望がなかったり、
主人公以外にも現領主の命を狙う剣士が出てきたり、
領主のいない共和制国家を理想とする者がいたり…と
児童書としてはかなり複雑なストーリーです。