570 名前:なまえ_____かえす日[sage ] 投稿日:2007/07/16(月) 22:03:03 ID:Q4J8hBAt
【いつ読んだ】
二十数年前。海外の児童文学なので、あるいは100年以上昔に書かれた作品かも。
【あらすじ】
ヨーロッパあるいはそれに類似した世界が舞台。主人公の少年は、いたずら好きで親の言う事などまるで聞かない。
夜に起きていると小人にさらわれるとか言う母親の言葉を無視し、小人に会って友達になる。
しかし、声の出ない少女に出会い、彼女を助けるために四苦八苦する羽目に。
最後に少女の声が出るようになったかどうかは不明。
【覚えているエピソード】
主人公の少年が、小人と共に少女を誘拐する。しかし、少女に心を奪われた少年は、小人たちを裏切って少女を連れて逃げる。
主人公を追ってきた小人たちは、少女を魔法で犬に変えたり鉄の棒に変えたり重い袋に変えたりしたが、主人公はどうしても放そうとしない。
そうこうしているうちに夜が明けかかったので、少女を諦めた小人たちは、黒い粉を少女に浴びせて去っていく。
その粉を浴びたせいで少女は声が出なくなってしまう。
【物語の舞台となってる国・時代】
ヨーロッパっぽい国。時代は前近代っぽい。
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
白っぽいハードカバー。挿絵は全て白黒。あまり精密なイラストではなく、影絵か切り絵みたいな印象を受けた。
【その他覚えている何でも】
多分、海外児童文学シリーズとかそんな中の一冊だと思います。
主人公は母親と二人暮らし。
小人は夜しか活動できないという設定。
あの本のタイトル教えて!@児童書板 8冊目
http://love6.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1170425267/570
・2018年4月15日 追記
当記事のコメント欄で情報をご提供頂き、解決に近づきました。
イギリスのお話 (オールカラー版世界の童話 48) 大型本 – 1972/10/10
小沢 正 (著), 山田 哲也 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4092470487
表紙画像有り
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I081717925-00
タイトル オールカラー版世界の童話
出版地 東京
出版社 小学館
出版年 1972
大きさ、容量等 103p ; 28cm
巻次 48
部分タイトル 48
部分タイトル イギリスのお話
部分タイトル きんのりんご
部分タイトル パンケーキ
部分タイトル しあわせのおうじ
部分タイトル さらわれたおひめさま
出版年月日等 1972
NDC(9版) 908 : 叢書.全集.選集
小学館から出ていた「オールカラー 世界の童話」シリーズの中の一冊だと思います
http://www.umi-neko.com/umi-neko/sekainodouwa/sekainodouwa.htm
に掲載されているリストと自分の記憶を照合すると「世界の民話」か「ドイツのお話」に収録されていたものではないかと思います
情報をご提供下さいましてありがとうございます。
頂いた情報をもとに「ポールのぼうけん」について調べていたところ、以下の書き込みを見つけました。
https://book2.5ch.net/test/read.cgi/ehon/1026887293/206
206 :ゴトウ・ナラネ:04/04/07 14:10 ID:???
恐らく②は「さらわれたおひめさま」です。(『イギリスのお話』に収録)
主人公の少年が悪い小人達と馬に乗ってダブリンの城のお姫様をさらいに行くが
気が変わって助けようとした為、お姫様が小人達に呪いをかけられ喋れなくなる話です。
最後は少年が小人達から呪いを解くお酒を奪ってお姫様を元に戻し、
ダブリンに戻ってから2人が結婚して終わったかと。
私はダブリン以上に小人達が馬に乗りながら言う「デリーだデリーだ」の台詞の方が
印象に残ってます。
③は多分「ポールのぼうけん」かと・・・(『世界の民話』に収録)
こちらはアメリカのほら話が元だったような気がします。
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「さらわれたおひめさま」に関する情報が他になかなか見つからないので、判断が難しいのですが、現時点では、小学館『世界の童話 オールカラー版 48 イギリスのお話』 「さらわれたおひめさま」(イェーツ)の可能性が高いのではないかと考えております。
小学館「オールカラー 世界の童話」シリーズだということを教えて頂かなかったら、具体的な作品の見当をつけるところまでは辿り着けなかったと思います。
貴重な情報を書き込んで下さいまして、ありがとうございます。
上記コメントしたものです
管理人さんの引用してくださったレス前後を見て、お姫様を直すためのお酒が(急いで小人から盗んできたのでこぼれて)三滴しかなかったこと、お姫様を手放させようと小人がお姫様を変身させて動物や熱い燃料の袋にしたが主人公の男の子が手放さなかったことのシーンを思い出しました
そういったシーンもあるのですね!このお話を探している方の助けになると思います。書き込んでくださってありがとうございます。
この話の小人は恐ろしいですね……^^;