山末やすえ(やますえやすえ)『魔女からのプレゼント』(まじょからのプレゼント)

480 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/09/30(土) 03:49:29 ID:56tZQ2ir [1/2]
[いつ読んだ]
’93~’96頃 小学校中~高学年の頃
親が図書館で借りてきてくれたんだったと思います。

[あらすじ]
小学生の女の子が主人公。
その子の家庭は母親が入院か何か?で不在で、家政婦をたのむことになった。
やってきた家政婦さんは若い女の人で、何かふしぎな雰囲気のある人。
少女の家に来てすぐ、りんごにナイフで”顔”を彫りこんで、軒先につるして
「この”顔”が消える時がお別れの時」と言って少女をあぜんとさせる。
その家政婦さんが来るようになってから、少女にとって不思議に思うことが続いたりして、
少女は「あの人って魔女なんじゃないか」と思うようになる。
それでだんだんと家政婦さんに親しんで別れ難くなってくるんだけど、
例の軒先のりんごの顔が消えかけているのに気づく。

[覚えているエピソード]
少女が家政婦さんと一緒に夜道を歩いてて、道端にきれいな花を見つけて
白いような淡いピンクのような、なんてきれいなんだろう って摘んで帰る。
でも帰って明るいところで見てみたらそこらじゅうに生えてるハルジオンの花だった。
もっと特別な花かと思ったのに・・・とがっかりする少女に、家政婦さんは
「これだってきれい、見方を変えればなんでも違って見えるもの」みたいなことを言って花瓶に活ける。
というエピソードが心に残ってます。

[物語の舞台となってる国・時代]
現代日本

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
ハードカバー 挿絵は『わかったさん』とか ああいう感じだったような・・・
劇画・デッサン調じゃなかったと思います。

[その他覚えていること何でも]
家政婦さんが本当に魔女だとは書かれてません。
家政婦さんがりんごのエピソードのような「ふつうと違う」ことを匂わすようなことをしたり、
ハルジョオンのエピソードでそれまで少女が目を向けなかったことに気づかせたり、
それを主人公は少女らしい感性と想像力で「魔女?」と思った、ということだったと思います。
現代日本版メリー・ポピンズみたいなお話でした。

過去ログ読んでもあらすじ検索しても見つかりませんでした。
よろしくお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 7冊目
http://book4.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1151942939/480

参考:昔読んだ本を探しています。児童文学です。読んだのは15年ほど前で… – Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13143122373
キャッシュ:http://archive.is/jXGqp

魔女からのプレゼント (童話の花たば) 単行本 – 1991/4
山末 やすえ (著),‎ みき ゆきこ (イラスト)
http://amazon.jp/dp/403536200X
表紙画像有り
内容(「BOOK」データベースより)
ママが1週間るすのあいだ、ねこの手会というへんな名まえの家政婦はけん会社から、お手伝いさんがきてくれるという。でも、電話でやってきた人をみて、クミはびっくりした。小学中級から。

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002096994-00
タイトル 魔女からのプレゼント
著者 山末やすえ さく
著者 みきゆきこ え
著者標目 山末, やすえ, 1943-
著者標目 三木, 由記子, 1952-
シリーズ名 童話の花たば
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 偕成社
出版年 1991
大きさ、容量等 108p ; 22cm
ISBN 403536200X
価格 820円 (税込)
JP番号 91031629
出版年月日等 1991.4
NDC(9版) 913 : 小説.物語
対象利用者 児童
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

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