児童憲章愛の会「ふしぎなオロロン (先生が書いた新作童話集)」

774 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/05/28(土) 00:52:51 ID:ZVtAcUZV
30年程前に父の友人から頂いたものですが、
確か元小学校の先生をされていた方が何人かで執筆なさっていて、
水色のフレネルレンズのような模様の入ったハードカバーの本でしたが、
タイトルを覚えているのは『涙の十字架』のみです。
・広島に投下された原爆〈ピカドン〉をあびて変わり果てた姿で帰ってきた「しんにいさん」が、
身内に自分のことを話すことができずに町のみんなにつけられた名前「ハルキ」として生活をしていましたが、
最期に自分がしんにいさんと呼ばれていた新次郎であることを告白する手紙を残して、家の縁の下で死んでしまう話です。
他には、
・年老いて現役を引退し野ざらしにされていた機関車が、ある日突然ていねいに磨かれ、
訝っていた老機関車が子供たちのために公園に設置され新たな生活をはじめるという話。
・ある子供がいつも添い寝をしてもらっていたおばあちゃんが自分の手を握ったまま死んでしまい、
おばあちゃんの手にあったマメがその子の手にうつって・・
そのマメのうつった手を上げると「オローン、オロローン」という音がして不思議な世界に引き込まれるという話。
他にももう1~2話あったような気もしますが覚えていません。
子供のころお気に入りの本でした。
ご存知の方ぜひ出版社、書名を教えてください。

777 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/05/28(土) 01:05:08 ID:owjWj/Ti [1/4]
>>776
?? タイトルそのままで出てきた本があるんだが・・・
それでは駄目なの?

涙の十字架 池田宣政著 田中良絵 偕成社

780 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/05/28(土) 02:25:36 ID:VdsRrlWC
>>774
それ、読んだことあるよ。
割と大きめでケースがついてなかった?
ただごめん、自分も正式なタイトルや作者は憶えてない。
話が四つ入っていて、子供の手にマメがある話が表題作だった筈。
不思議な世界に引き込まれた時に、変わった色の栗の実を拾って、
それをポケットに入れておいたら光る玉に変わった。
うろうろ歩いていたら一軒家があって、そこには死んだおばあちゃんに
そっくりなおばあちゃんがいて、子供を泊めてくれる。
死んだおばあちゃんは子供に添い寝しながら怪談をするのが常で、
その話を子供がするとおばあちゃんも怪談をしてくれる。
それはこの近くの沼の主「オロロン」と愚かな男の話。
沼の主オロロンが怒ると水害が起きる……?(この辺自信なし)
オロロンは大事な三つの玉を怒りのあまり投げ捨ててしまって後悔している。
その玉がないと落ち着くことができない。
子供は寝ようとするが、おばあちゃんのふところに手を入れた時
鱗のようなものに触ってしまい、怖くなってこっそり逃げ出す。
おばあちゃんは実はオロロンで、本性を現し逃げた子供を追いかける。
子供が逃げる時にポケットに入っていた玉を投げつけると、
実はそれがオロロンが探していた宝の玉で、
穏やかになったオロロンは追いかけてこなくなり、子供は無事元の世界に帰れる。

確かこんな感じの粗筋だったと思うな。
タイトルは自分のうろ憶えの記憶だと「不思議なオロロン」だと思ったんだけど……。

782 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2005/05/28(土) 11:19:42 ID:JAulukxM
>>780
オロロンでぐぐって出てくる本だと
海ぼうずのオロロン なおえ みずほ アリス館牧新社
(「冒険者たち」を出してる出版社だそうなんだけど・・・。アリス館の間違いかもしれない)
ってのが出てくるんだけど、画像がない・・・。

796 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/05/29(日) 00:42:08 ID:WhTy1i4j
>>780
>>783
774です。
私の記憶している内容と780番さんのお話とほぼ一致します。
何度かhttp://www.fukkan.com/でも検索をしてみたのですが、
タイトルがはっきりしないせいか該当するものがありませんでした。
本のタイトルは確かにこの「オロロン~」だったと記憶しています。
ただ「オロチ」という言葉が入っていたような、いないような・・・
ちなみに『涙の十字架』が単独でしゅっぱんされていることは知っているのですが、
どうしてもこちらの本があきらめきれなくて。

797 名前:780[sage] 投稿日:2005/05/29(日) 02:20:12 ID:w9uKLMGc
>>782
多分それとは違う本だと思う。
舞台は海じゃなくて山だし、追いかけて来るのは沼に住む蛇の化け物だから。
沼に住む大蛇の化け物=海ぼうずってのは考えにくい気が。

>>784
字を変えてぐぐってみたら、タイトル憶えてた短編集の出版社わかった(汗)
えーと「ひみつのチューリップ」と「出てきた丸木舟」
出版社は児童憲章愛の会。
ただ同じシリーズなのかな?
というのはあくまで二十年前の自分の記憶による判断だから、
違っている可能性も大きいんだよね。

後追加情報(記憶の底さらってみた)
表紙が赤い帽子を被った男の子が、森の中オロロンに
追いかけられてる絵だったと思う。
右下の方に小さく男の子が描かれてる感じで、バックにこう、
オロロンが迫ってくる感じ。確か水彩絵の具っぽいタッチだった。

798 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/05/29(日) 05:00:04 ID:2C8EcS6u
児童憲章愛の会の学童文庫シリーズはこんな感じの本。
ttp://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m13070956

>>774の「水色のフレネルレンズのような模様の入ったハードカバー」と言えなくもない?

800 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/05/30(月) 00:22:11 ID:YiIlBj06
>>798
774です。
ありがとうございます。
ホームページを確認しましたら、間違いありません。
このシリーズの本でした。
ブルーと記憶していたのは間違いだったようですね。
後はこのシリーズでどんなタイトルが出版されていたかがわかれば、見つけられそうです。
神田の古本屋街でも探してみようかな。

801 名前:sage[] 投稿日:2005/05/30(月) 01:37:29 ID:LBBsHCRx
>800
ためしに797の情報から出版社でぐぐってみて、そこから出てきた
「学校の先生が書いた新作童話集」というシリーズ名だけでさらに
ぐぐってみたら「ふしぎな玉・マタやんの谷」というタイトルが出ましたよ。
収録作品等まで探りきれなかったんだけど、もしかしてこれじゃないですか?

803 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2005/05/30(月) 07:42:58 ID:eyKJzXVz
>800
>ブルーと記憶していたのは間違いだったようですね。
同じシリーズでも本によって少し色が違うのかもしれませんし、
写真と実物で微妙に色が変わってる可能性も。

学童文庫は都立多摩図書館に何冊か所蔵があるようです。
もしかしたら、これらの本の後ろのページに、同シリーズの他の本の紹介が
載っているかもしれません。
ttp://kodomo3.kodomo.go.jp/web/ippan/cgi-bin/fTGS.pl?nTogoId=95037&sGamen=%BD%F1%BB%EF%BE%F0%CA%F3%BE%DC%BA%D9

>802
ドンマイ!

http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1105100365/774-803

ふしぎなオロロン (先生が書いた新作童話集)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00IAEAG16

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