新田次郎(にったじろう)『珊瑚』(さんご)

850 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:04/12/10(金) 11:09:01 ID:WL+CILXm
30年くらい前(昭和49年~53年位?)に読んだ本の題名についてお尋ねいたします。小学校の図書室にあった本です。

・主人公は二人(あるいは三人?)の少年と一人の少女だったと思います。
この少年少女が血族関係にあったかどうかは覚えていません。また、この少年少女の年齢設定もわからないです。。
・家が貧しいため、少年少女は漁師の網元のところへもらわれていきます。
あるいは、奉公に出されたという設定だったかもしれません。
・男の子達は漁の手伝いをし、女の子はその家の中で働きます。
・女の子が「家(実家)いるよりも、ここにいたほうが白いご飯が食べられるから嬉しい」といった意味のことを言います。
・さつまいものことを「からいも」と呼んでいたように思います。
・場所は、九州地方とか沖縄地方とか南方系だったように記憶しています。(うろ覚えですが)

ご存知の方がいらっしゃいましたら、どうかよろしくお願いいたします。

943 名前:ですな[sage] 投稿日:04/12/20(月) 23:53:03 ID:wgPLbr7C
>>850
小学校の図書室にあるとは思えないのですが
新田次郎の「珊瑚」はいかがでしょうか

あの本のタイトル教えて! 3冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1085386303/850-943


管理人のコメント:
『珊瑚』には、「からいも」ではありませんが、「かんころ」という言葉が出てきます。
金吾と新作という少年は、貧しさから漁師見習いになります。忠治という少年は売られてきましたが、他の見習いたちと同じ待遇で働きます。忠治が病気になったときに、はまという貧しい家の少女が付添婦として忠治の面倒を見ることになる場面がありました。その時に「白いご飯が食べられるから嬉しい」と言うエピソードは無いようでしたが、家にいるよりも付添婦として過ごすことを喜んでいます。はまは農家の子で、基本的には自分の家で働いています。
ですなさんがお書きになっているように子供向けの話ではないのですが、状況が似ているので、新田次郎の『珊瑚』である可能性が高いと思います。


珊瑚 (新潮文庫) 文庫 – 1983/3/1
新田 次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/4101122245
表紙画像有り
内容紹介
華やかな珊瑚景気にわく五島列島を襲う空前の海難事故。海に生き、珊瑚採りに愛と野心と生命を賭けた三人の若者を描く海洋ロマン。

珊瑚 (1978年) - – 古書, 1978/11
新田 次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/B000J8KVQ6
表紙画像有り

新田次郎全集 第4巻―完結版 珊瑚 単行本 – 1982/9
新田 次郎 (著)
http://amazon.jp/dp/410644304X
表紙画像有り

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001395651-00
タイトル 珊瑚
著者 新田次郎 著
著者標目 新田, 次郎, 1912-1980
出版地(国名コード) JP
出版地 東京
出版社 新潮社
出版年月日等 1978.11
大きさ、容量等 277p ; 20cm
価格 980円 (税込)
JP番号 79002654
出版年(W3CDTF) 1978
NDLC KH437
NDC 913.6
対象利用者 一般
資料の種別 図書
言語(ISO639-2形式) jpn : 日本語

通知
guest
0 コメント
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示