紀和鏡(きわきょう)『あのこをさがす旅』

532 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:04/09/28(火) 23:47:50 ID:XnaM1W+C
十数年前、図書館で借りた本です。
ハードカバーではっきりした絵で、いいのかずよしさんだと思い込んでたのですが、調べたら違いました。
いいのさんと似てる絵をかく方かもしれません。

主人公は小学生くらいの少年で、テレビゲームが好き。
いつも、最後にあおいほしを破壊してクリアしていた。
クリアすると、「さようなら○○○○(ゲームの主人公の名前)」というメッセージ。
ある日、そのゲームの世界に入ってしまう。
ゲームの内容を思い出しながら冒険し、進んでいく。
最後、いつもやっていたようにあおいほしを破壊しようとするが、それが地球だと気づく。
あおいほしを破壊できず、そのままゲームオーバー(?)
もとの世界に戻っていて、画面には「ありがとう、○○○○」というメッセージ。
そこで、これこそが真のエンドだと気づく、という話でした。

まったくタイトルが思い出せません。どなたかご存知でしたら情報お願いします。

あの本のタイトル教えて! 3冊目
http://book3.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1085386303/532


869 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2006/12/18(月) 14:57:02 ID:vLO6v8tq

[いつ読んだ]
十数年前です。何歳の頃に読んだのかあやふやです…。
[あらすじ]
テレビゲームの好きな男の子がそのゲームの中に入り込んでしまう話。
男の子はいつもこのゲームを、最後に宇宙に浮かぶ青い惑星を破壊してクリアしていたのですが、ゲームの中に実際に入ってみて冒険をするうちに、この星を壊さず救うことこそが本当のクリアだと気付くのでした。
[覚えているエピソード]
青い星を破壊すると「さようなら、○○○○(勇者の名前)」というクレジットが出てゲームは終わるのですが、この星を助けるとそれが「ありがとう、○○○○」に変わりました。
[物語の舞台]
ファミコンが出はじめた頃の日本でした。
[本の姿]
絵の多いハードカバーで、ちょうど『はれときどきぶた』くらいのサイズです。
[その他覚えていること何でも]
小学校中~高学年向けでしょうか。
「ゲーム」のつくタイトルを一通り探しましたが、『テレビゲームが盗まれた』でも『ハフカセの秘宝』でもないのです。
「ゲーム」はタイトルにつかないのかもしれません。
手がかりがあいまいですみませんが、よろしくお願いします。

絵がとても特徴的で、飯野和好さんだとばかり思い込んでいたのに、飯野さんの作品にそれらしきはありませんでした。
この本は知らないが飯野さんに似た雰囲気の絵を描く作家は知っている、という方もぜひ情報をお願いします。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 7冊目
http://book4.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1151942939/869


当記事のコメント欄でいちご様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。




あのこをさがす旅 (地平線ブックス) 単行本 – 1990/4/1
紀和 鏡 (著), 飯野 和好 (イラスト)
http://amazon.jp/dp/4652016298
表紙画像有り

あのこをさがす旅 (理論社): 1990|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002040772-00

管理人のコメント:
念のため、いちご様から教えていただいた本を確認しました。この本でまず間違いなさそうだと思います。以下、簡単なあらすじです。

主人公は小学五年生の剛太。
「ゴッドダムⅢ」というファミコンゲームをプレイしている。
「ゴッドダムⅢ」のヒーローであるゴッドダムは、青い星を破壊するとベータ星へと帰っていく。そして「さようならゴッドダム」のエンディングのメロディが響く。
ある日から、剛太と姉のさとみは「カとミの集合体」と名乗る不思議な声が聞こえるようになる。
体育館で大きな揺れに遭った剛太は、時空間の川に流されて不思議な体験をする。

ネタバレ注意
剛太は不思議な世界から帰り、「ゴッドダムⅢ」をプレイしているさとみの手からコントローラーをひったくって、青い星(地球)を撃たせないようにする。
すると、「ありがとう、ゴッドダム」という文字が画面に出る。
「カとミの集合体」の声はみんなに聞こえるようになった。



通知
guest
8 コメント
Oldest
最新
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示
いちご
いちご
2022年5月18日 8:17 PM

こんにちは。
こちらの本は調べたところ、紀和鏡さんの「あのこを探す旅」ではないかと思ったのですがいかがでしょう。
ファミコンの世界を冒険するお話のようです。1990年に出版されたそうなので年代も一致しています。
挿絵は飯野和好さんです。

いちご
いちご
2022年5月19日 7:47 PM

管理人様
お忙しい中調べてくださりありがとうございます!
表紙画像を見た時「あれ?この本…」とピンと来たのですがどうでしょう…
ご依頼された方が探されている本であると良いのですが…。

いちご
いちご
2022年6月14日 7:18 PM

管理人様
こんにちは。
お忙しい中調べてくださって本当にありがとうございました!同じ本だったようでほっとしています。
以前『同じ本かもしれない』と、あやふや文庫さんのリンクを貼られていましたが、そちらの本も「あの子をさがす旅」でしょうか。もし同じ本であればあやふや文庫さんへリプライを送ろうと思うのですが大丈夫でしょうか?

いちご
いちご
Reply to  管理人
2022年6月15日 7:11 PM

重ね重ねありがとうございますm(_ _)m
Twitterも拝見しました。
あやふや文庫さんの本も同じだったのですね、よかったです(^^)