アンヌ・ロール・ボンドゥー『マルヴァ姫、海へ! ガルニシ国物語』

935 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2016/11/02(水) 17:49:54.48 ID:De2MzOko
【いつ読んだ】
小学校の図書館で。10年ほど前。

【翻訳ものですか?】
はい。

【あらすじ】
主人公は王女。悪役(たしか親戚)に父と母を殺され船に乗って逃げる。そこからいろんな島を巡る旅に出る。
仲間は、はっきり覚えているのは青年、双子、あと何人か。

ネタバレ注意

島を回っている最中にどんどん仲間が死んでいき数が減っていく。
最終的に自分の城にたどり着くことができるが、そこで悪役に殺されそうになる。そこを旅の最中で恋仲になった青年に庇われ、青年と悪役はそのまま死亡、少女だけが助かった。

【覚えているエピソード】
ネタバレ注意

下巻の最初の方に行った島は奴隷が奴隷を殺す島だった。大きな壁のようなものを奴隷が押し、その内側にいる奴隷が悲鳴をあげながら死んでいく。
その島で、もしくはその島を出る時に双子が死ぬ。

【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
上下巻で、上巻は青い背景に少女の顔が描かれているものです。

【その他覚えている何でも】
小学校の図書室に置くには、結構キツイ描写も……

ネタバレ注意

最後もハッピーエンドではないのですごく辛い本だった。

お願いします!!!!!

あの本のタイトル教えて!@児童書板 18冊目
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1444569960/935


当記事のコメント欄で通りすがり様に情報をご提供頂いたことにより、解決いたしました。


マルヴァ姫、海へ!―ガルニシ国物語〈上〉 (児童図書館・文学の部屋) 単行本 – 2007/8/1
アンヌ=ロール ボンドゥー (著), Anne‐Laure Bondoux (原名), 伊藤 直子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4566013669
表紙画像有り

マルヴァ姫、海へ!―ガルニシ国物語〈下〉 (児童図書館・文学の部屋) 単行本 – 2007/8/1
アンヌ=ロール ボンドゥー (著), Anne‐Laure Bondoux (原名), 伊藤 直子 (翻訳)
http://amazon.jp/dp/4566013677
表紙画像有り

マルヴァ姫、海へ! (評論社): 2007|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008996606-00


記事更新日:2023年12月23日
記事公開日:2020年10月3日

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通りすがり
通りすがり
2023年12月23日 6:45 PM

『マルヴァ姫、海へ! ガルニシ国物語』上・下巻
アンヌ=ロール・ボンドゥー/作;伊藤直子/訳 評論社 2007年刊

小学生でコレを読んだらそりゃショックでしょう…。
裏切りに次ぐ裏切り、戦闘・格闘、拷問や遺体の描写と
もう何でもアリみたいな話です。
無理やりハーレムに入れられる少女とか宦官とか
小学生には意味が分からなかったのでは…(゚д゚ ;;)

王女が逃げたのは両親を殺されたからではなく城の窮屈な暮らしと
政略結婚から逃れるためであるとか、奴隷が奴隷を…ではなく
奴隷がハーレムの少女を押しつぶして…だったりとか色々
違うのですが、大筋から見てこの作品だと思われます。

双子の死(死ぬのは片方だけですが)、青年と愛を確かめ合う、
悪役&恋人の死あたりは終盤のできごとなので
ネタバレ注意にされるのがいいかも知れません。