民話(ロシア・ネネツ族[ニェニェツ])「風の親分」[「風の神のおよめさん」]

680 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2016/08/25(木) 19:24:38.12 ID:vNDOS5jr
【いつ読んだ】
70年代前半
【物語の舞台となってる国・時代】
シベリアかアラスカあたりの北の国
【翻訳ものですか?】
おそらく(シベリア先住民かエスキモーの民話かそれをモチーフにした童話だと思います)
【あらすじ】
ある雪にとざされた北の国に三人の娘を持つ父親がいた。
父親はある願いごとのために娘を山に住む神かそれに類する者のところに嫁にやる。
上と真ん中の娘は神が命じたことができず神の起こした吹雪で吹き飛ばされるか凍え死ぬ。
最後に下の娘は命じたことをなしとげ、神の嫁となり、父親の願いは叶えられる。
【覚えているエピソード】
神は別に嫁を求めてはおらず、押しかけ嫁的に娘達は神のところに出かけていました。
娘たちは手提げ鍋と針を渡されて料理か何かの調達を命じられて外に出かけ、そこに小鳥が飛んできて
上の二人はじゃけんに扱い失敗し、下の娘はやさしく扱い、それで小鳥が調達先に案内してくれて成功する?
【本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵】
学研の学習かその増刊だったと思います。
挿絵は版画風だったような気がします。
【その他覚えている何でも】
「風の神コートラーの花嫁」というタイトルだったような気がするのですが、検索してもわかりませんでした。

681 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2016/08/25(木) 20:21:07.58 ID:kzr8Z2Sv
>680
国会図書館の調査で不明だった作品かも。
ttp://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000140991
年末まで待ってもらえたら手持ちの読み物特集を調べられるかも。

682 名前:なまえ_____かえす日[sage] 投稿日:2016/08/25(木) 21:09:00.90 ID:b4BzT+uF

あの本のタイトル教えて!@児童書板 12冊目
207 :なまえ_____かえす日:2010/01/28(木) 21:17:06 ID:KitimErq
>>201
昔、学研の学習雑誌か何かで読んだ「風の神○○(神の名前忘れました)と娘」という話が似てたような気がします。
シベリアかエスキモーか北欧の少数民族の民話だったと思います。
ただ、怠け者の姉二人が先に行って、働き者で優しい末娘は最後に行ったと記憶してます。
記憶があやふやであまり役に立たない情報ですみません。

これも同じかな
見た人は確実にいるのに

683 名前:なまえ_____かえす日[] 投稿日:2016/08/25(木) 21:20:54.72 ID:vNDOS5jr
>>681-682
ありがとうございます。
681さんの貼り付けてくださったリンク先の<参考情報>の「風の親分」が名前もコトラで、内容も読んでるうちにいろいろ蘇ってきた記憶と合致しているので同じ話ではないかと思います。
情報くださって感謝します。

あの本のタイトル教えて!@児童書板 18冊目
http://echo.5ch.net/test/read.cgi/juvenile/1444569960/680-683

昭和45年~50年頃、学研の学習に掲載されていたロシアの昔話を探している。・三人の娘が、靴(ブーツ)… | レファレンス協同データベース
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000140991

ロシア・シベリアの民話 (ソビエトの民話集) 大型本 – 1986/7/1
R. バブロヤン (編集), 伊集院 俊隆 (編集), M. シュームスカヤ (編集)
http://amazon.jp/dp/4788094061
表紙画像有り

ソビエトの民話集 (新読書社): 1986|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I005739491-00
目次有り 風の親分


ソヴェト諸民族民話集 (未来社): 1955|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000602724-00
目次・個人送信有り
風の神のおよめさん(ニェニェツ民話)

記事更新日:2022年10月22日
記事公開日:2020年9月4日

通知
guest
4 コメント
Oldest
最新
Inline Feedbacks
すべてのコメントを表示
匿名
匿名
2022年10月22日 9:22 PM

私ももう一度読みたくて探していました。私は1962年生まれで、何年生の時かわかりませんが、学研の「学習」で読んだと思います。記憶しているタイトルは「風の神コトゥーラのお嫁さん」です。印象に残っている場面は、暴力的な神、コトゥーラが嫁に来た?姉妹たちに次々に仕事を与えます。鍋に入った料理を知り合いのおばあさんへ届けるように言いつけておいて自分は出かけます。深い雪の中を歩いて届けにいくのはバカらしいと思った姉たちは、鍋の中身を捨ててしまい、帰宅したコトゥーラには「届けた」と嘘をつきます。届けなかったことをコトゥーラはなぜか知っていて、言いつけを守らなかった姉たちは殺されてしまいます。しかし、末娘はきちんとおばあさんの家へ届けます。優しいおばあさんでした。コトゥーラは末娘にまた別の言いつけをして出かけます。自分が帰るまでに、何か大きな縫い物を仕上げておくようにと。とても無理だと思い、困った娘は料理を届けたおばあさんを訪ねます。するとおばあさんは「わたしの耳の中をのぞいてごらん」と娘に言います。(この場面に付随する挿絵があって、おばあさんの耳の中で小人のような小さなお針子さんたちが車座になって縫い物をしている場面があったような、、、)耳の中にお針子さんが何人も居て、その人たちが助けてくれて間に合わせることができました。つまり、言いつけ通りにちゃんと料理を届けて、おばあさんと仲良くなっていれば、必ずおばあさんが助けてくれることがわかっていて、コトゥーラは姉妹たちの誠実さを試したのだなぁ、とわかるのです。それで、働き者で優しい末娘とコトゥーラは幸せに暮らしましたとさ、、、。

匿名
匿名
Reply to  匿名
2022年10月25日 12:13 PM

さっそく返信くださり、ありがとうございます。このサイトに書き込みするのは初めてでしたので、ドキドキでした。わたしはこのコトゥーラの物語のほかにも「学習」で読んだもう一つ印象深い物語があってよく思い出します。学研の本社に電話したこともありますが、アーカイブを閲覧できる場所やサービスはないし、国会図書館には全ての号が揃っているわけではない、との返答でした。なかなか難しいですね。「なんでも鑑定団」みたいなところに、昔の「科学」と「学習」全部持ってます!みたいな方が現れないかな〜と夢想したりしてます。それでは、失礼します。